特集:PSPで遊べるベルトゲーを集めてみた


意外にベルトゲーが多くリリースされているPSPベルトゲー。特に海外作が活発です。海外PSPソフトは日本のPSPでも遊べますので、ご安心を。
ここでは7本(+3本)をご紹介。
  • カプコン クラシックス コレクション デュアルパック
  • SNK アーケード クラシックス vol.1
  • SNK アーケード クラシックス vol.0
  • セガ ジェネシス コレクション
  • ギルティギア ジャッジメント
  • 一騎当千 Eloquent fist
  • 一騎当千 XROSS IMPACT


  • カプコン クラシックス コレクション デュアルパック


    DualPack
    (2013年)
    オススメ度:
    2013年リリース。カプコンの往年のアーケード作品39作を収録した太っ腹な一本で、価格も3,500円程度と非常に良心的。海外版のため言語が英語ですが、「クイズ&ドラゴンズ」以外はストレスなく遊べるでしょう。ちなみに、海外PSPソフトは、日本のPSP機でも遊べます。初代「ストリートファイター」が遊べるなんてステキ。収録されているベルトゲーは、次の4作です。
    ・ファイナルファイト
    キャプテンコマンドー
    ・キングオブドラゴンズ
    ・ナイツオブザラウンド

    Capcom Classics Collection Remixed


    Remixed(2006年)
    日本未発売
    海外でPSP向けに最初に発売された、カプコンのアーケード作品集。ファイナルファイトとキャプテンコマンドーをPSPで遊べる貴重な一作です。本作は、「デュアルパック」のディスク1に相当します。

    Capcom Classics Collection Reloaded


    Reloaded
    (2006年)

    CCC
    (2006年)
    Remixedに次いで発売された、カプコンのアーケード作品集第2弾。日本でもおなじみの「カプコン クラシックス コレクション」(CCC)は、このReloadedを日本向けにアレンジしてリリースされたものです。
    本作は、「デュアルパック」のディスク2に相当します。


    SNK アーケード クラシックス vol.1


    Vol.1
    (2010年)
    オススメ度:
    SNKの、「餓狼伝説」や「ワールドヒーローズ」など、「ネオジオ黄金期に差し掛かる直前」の作品16作を収録した一作。2,000円を切ることが多く、かなり良心的な一作です。各作品選択時に、1作品をまるまる読み込んでからゲームを開始するので、プレイ中にロードがないのがgood。ステージごとにロードが入るよりもよい設計ではないかと思います。
    収録されているベルトゲーは、次の2作です。
    戦国伝承
    バーニングファイト


    SNK アーケード クラシックス vol.0


    Vol.0
    (2011年)
    オススメ度:
    「怒」「アテナ」など、SNKの、ネオジオよりも昔の22作品を収録した一本です。「vol.0」というネーミングは、本作の特徴をうまく捉えていますね。価格が3,000円を超えて販売されることが多く、どちらかといえば、新日本企画時代のゲームをやりこんだマニアさんや、SNKキャラクターのルーツを辿りたい方向け。万人向けではないと思います。
    収録されているベルトゲーは、次の1作です。
    脱獄


    セガ ジェネシス コレクション


    セガ ジェネシス
    コレクション
    (2006年)
    オススメ度:
    セガの海外版メガドライブである「ジェネシス」で発売された28作を収録した一作。「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の1&2や、名作「コミックスゾーン」、珍作「バーチャファイター2ジェネシス版」などを収録し、豪華な作りに。28作で2,500円程度ですから、かなり良心的。
    収録されているベルトゲーは、次の3作です。
    ・ゴールデンアックス
    ・ゴールデンアックス2
    ・ゴールデンアックス3
    次回作があるなら、ぜひベア・ナックルシリーズを収録して欲しいですね。


    ギルティギア ジャッジメント(2006年)


    ギルティギア
    ジャッジメント
    (2006年)
    オススメ度:
    PSPで最初に発売された、ベルトスクロールアクションゲーム。アークシステムワークスは、これより前のPS2ソフト「ギルティギア イスカ」でもベルトゲーのミニゲームを収録するなど、ベルトゲーに対する関心を示していたようですね。完全オリジナルのベルトゲーとしてリリースされたのが、本作でした。
    プレイヤーキャラクターは最初5人から選択でき、攻略を進めるごとに増えていきます。コンボ重視の作品で、システムも良く考えられています。
    対戦格闘ゲーム「ギルティギア イグゼクス スラッシュ」も収録されています。


    一騎当千 Eloquent fist(2008年)


    一騎当千
    Eloquent fist
    (2006年)
    オススメ度:
    漫画「一騎当千」を原作とする、ベルトスクロールアクションゲーム。開発はタムソフト、販売はマーベラスエンターテインメントです。システムとしてはスコアによりキャラクターがレベルアップしていき、超必殺技が使えるようになります。「三國無双をベルトゲーにする」というコンセプトが伺われます。しかし、やりこみ要素の方向性がおかしく、ひたすら「作業」を繰り返させられるのが、とても苦痛。


    一騎当千 XROSS IMPACT(2010年)


    一騎当千
    XROSS IMPACT
    (2010年)
    オススメ度:
    「一騎当千 Eloquent fist」の続編。全キャラの連続攻撃が4段攻撃になるなど、各キャラクターの性格が没個性的に。やり込み要素も、「指定されたミッションをこなす」「スコアを伸ばす」など、前作以上に「作業」になってしまいました。その上必要なスコアもインフレ化。確かに、敵を撃破した時に胸が揺れるようにはなったけど、ゲームそのものが面白くなければ、プレイヤーは何時間も遊べないのでは!?