野獣刑事 東京同時多発テロを鎮圧せよ(2008年)

タイトル 野獣刑事 東京同時多発テロを鎮圧せよ
開発会社 タムソフト
販売会社 サクセス
初出 ニンテンドーDS、2008年
システム / (6ボタン)
キャラクター数 3キャラクターステージ毎固定
ステージ数 30ステージ

概要

「野獣刑事 東京同時多発テロを鎮圧せよ」は、サクセスより2008年にニンテンドーDS向けにリリースされた作品です。開発はタムソフト。使用可能キャラクターは、宍戸仁、樺島丈二、兵藤里香の3人(ステージ固定)。ストーリーは6日間の東京都での出来事を追うというもので、セーブ機能があり、総計30のステージを攻略します。

見どころ

  • 熱く泥臭いストーリー展開!
    70年代、80年代を代表する刑事ドラマ「太陽にほえろ!」や「西部警察」を彷彿とさせるグラフィック、ストーリー展開。エンディング曲は舘ひろし御大が熱唱。
  • まったく戦わないステージも
    住民に聞き込みをするだけのステージや、ショッピングモール内で爆弾を探すステージがあります。新しい試みだと思います。
  • ポリゴンによる造形
    ドットとは若干ヒット感覚が違います。でもかなり頑張っています!
  • ストーリー

    事件は、東京都内の複数の警察署に入った電話から始まります。「人気の多い所で花火が見たい」…爆破予告と受け取れる内容に捜査を開始しますが、爆発物は発見できず、いたずら電話と判断。
    しかしその1時間後、秋野山電気街にて4発のプラスチック爆弾が爆発し、多数の負傷者を出してしまいます。

    宍戸仁

    巡査長、29歳。黒のノーネクタイシャツに白の背広、髪はロングヘアという、まさにその姿は「アウトロー」。凶悪犯に対する執念はすさまじく、捜査のためなら自らの命をもいとわない態度を何度も見せる。 比較的扱いやすいキャラクターで、奥義書を1個取っておけば、ジャストショットのタイミングが取りやすい。

    樺島丈二(カバさん)

    警部補、42歳。髭をたしなむ大柄のナイスガイ。年相応の精神的余裕を持ち、その物腰の柔らかさが魅力的。ロケットランチャーを撃たれてもコートで防御する(イベント)という、もはや人知を超えた強靭さを発揮する。 キャラクター性能は、連続攻撃の出が遅く、ジャストショットのタイミングが取りづらいのが残念。基本的には、つなぎが早く、リーチの長いP×2をメインに進めていくことになる。一方で、投げ技「樺島ドライバー」はダメージが高く強力。

    兵藤里香

    巡査、25歳。ヘソ出しルックにホットパンツとかなり刺激的な恰好をしているのだけれど、いかんせん顔が薄く色気が感じられない(イラストがちょっと残念)。 キャラクター性能的には、投げを除いてほぼ優秀。ジャストショットのタイミングも宍戸同様取りやすく、またキックの出が早いのが特徴。投げは、相手と同時に倒れこむように肘を落とすので、相手との距離が離れず、仕切り直ししにくい。

    その他の野獣たち(NPC)

  • 牛山耕太(モーさん)
    巡査部長、38歳。白い無地Tシャツに黒のパンツを履き、あまりおしゃれには無頓着な様子。基本的に愚痴が多いが、度々、宍戸や樺島を深く信頼している様子を見せる。「1年前に起こった過激派組織による六反田ロイヤルビル占拠事件では単独で事件を解決した」(説明書)など、ややジョン・マクレーン(映画「ダイハード」の主人公)を意識したキャラクター設定がうかがえる。
  • 達川英二
    警視正、52歳。八重洲署長を務める。他の署から疎まれがちな八重洲署の面々を誰よりも信頼するゆえに、達川自身も彼らから深く信頼されている。キャリアよりも犯罪抑圧を優先させるその姿には、「太陽にほえろ!」や「西部警察」で石原裕次郎が演じた、藤堂俊介係長や木暮謙三課長の面影が重なる。 なお署長室に行けば、随時何かしらの助言をくれる(ただ、ゲーム上あまり役に立つことはない…)
  • コマンド技表

    技名 コマンド 備考
    刑事パンチ 「凶悪犯罪に対する怒りを己の拳にためて放つ攻撃」だ!
    刑事キック 「己の信じる正義のために繰り出す攻撃」だぞ!
    ジャンプ
    アイテムを拾う 話しかける、メッセージを流すのにも使用する。
    ガード 押し続ける
    銃器を構える 押し続ける
    連続技 or 連打 の組み合わせで、連続技になる。
    連続技の組み合わせは、「連続技のコンビネーション」をどうぞ。
    ジャスト
    ショット
    連続技中、
    タイミングを
    遅らせてor
    フィニッシュ部分のボタン入力タイミングをずらすと、 フィニッシュブローではなく、発砲するジャストショットになる。 メリットは多大。「ジャストショット」で詳細しよう。
    ダッシュ 足で捜査するのは刑事の基本!走ろう!
    刑事タックル
    刑事スライディング

    タックルよりもスライディングの方が使い勝手がいい。姿勢が低くなる分、銃弾を避ける性能があるからだ。両方ともダメージはないので、ダウンさせて仕切り直しに。
    ステップイン
    ステップバック
    or 押しながら
    or
    ほとんど使うことはない。あるだけマシかな?
    軸移動 or つかみ技と並んで、銃弾を避ける重要なテクニック。目の前で敵が銃を構えたら、いつでも出せるようにしよう。
    つかみ技 + つかんだ瞬間から無敵になり、銃弾さえ無効化する優秀な技。ただジャンプが暴発するのと、ダメージが低いのが難点。つかみ後 or で投げる方向を選べることも覚えておこう。
    説明書によれば、樺島のみ「樺島ドライバー」という名称が付されているぞ。
    必殺技1
    必殺技2
    +
    +
    体力を消耗して周囲の敵を吹き飛ばす。コマンド上とっさに出すことができず、使いどころはほぼない。
    一応仁のみ、「気衝波」「昇旋脚」という名称が用意されている。
    発砲
    早撃ち
    押しながら
    押しながら素早く
    早撃ちは牛山が教えてくれる重要なテクニック。なお、本作では何かを意識しているのか、弾はゴム弾という設定だぞ。

    自動発砲(ジャストショット)

    連続技のフィニッシュ部分につき、特定のタイミングでパンチ又はキックボタンを押すと、パンチ・キックではなく、発砲することがある。これを、自動発砲(ジャストショット)という。
    ジャストショットのメリットは2つ。
  • ①弾数が減らない(弾数0でも出せる)
  • ②貫通する … 複数の敵でもプレイヤーと軸が一致していれば、1発で全ての敵にダメージ。一度に複数の敵をさばけるのだ。
  • 「特定のタイミング」とは、やや遅めにボタンを押すこと。慣れれば、高い確率でジャストショットを放つことができるだろう。 ただし、初段と極段では、かなり出すのが難しい。一応初段では、フィニッシュ部分ではなく、2段目をやや遅らせることで、ジャストショットが出やすくなるようだ。

    刑事段位

    本作では、奥義書(全部で5巻取得できる)を取得するたびに、連続技のバリエーションが広がる。 ただ四段以上になると時間もかかるうえ、戦術にジャストショットを組み込みにくくなるので、あまりオススメはしない。 二段で十分ですよ、二段で!
  • 初段 …連続攻撃が3段、3発目でジャストショット
  • 二段 …連続攻撃が4段、4発目でジャストショット
  • 三段 …連続攻撃が5段、5発目でジャストショット
  • 四段 …連続攻撃が6段、6発目でジャストショット
  • 極  …連続攻撃が7段、3~7発目でジャストショット
  • アイテム

    4種類の銃器・弾薬

    銃器 弾数 説明
    10発 拳銃: 初期装備している銃器。1発につき1人にダメージを与える。 ジャストショットの場合には必ず拳銃を用いる(弾数は減らない)。 なお、リボルバー式なのに10発撃てるのは内緒だぞ。
    30発 マシンガン: ボタン一押しで3発まで発砲するセミオートマシンガン。 弾数は多いが4人以上の敵を捌けないのがデメリット。
    5発 ショットガン: 構える際にポンプアクションをするあたり、タムソフトはよくわかっていらっしゃる! 弾数は少ないものの、貫通能力があるので最もオススメしたい。
    1発 ロケットランチャー: 取得ポイント自体が少ない上、目前の敵に当たるとプレイヤーも爆風に巻き込まれる。 ダメージもそこまで高いわけではないので、費用対効果が薄い。 使うのは、対戦車ステージくらいだ。 なお、敵の持つロケットランチャーは絶対に食らわないようにしよう。 8割程度ダメージを受けるぞ。
    - 弾薬: 所持する銃器の弾数を最大値まで回復させる。無限に出るポイントが2か所あるぞ。

    体力回復アイテム

    アイテム 説明
    ハンバーガー 渋田区に本店があるチョベリバーガーの10円バーガー。 見た目に反して回復値は1目盛りくらい。
    おにぎり 笹の葉にくるまれた3個入り。2目盛り程度回復してくれる。
    救命箱 多くのベルトゲーでは全回復するアイテムだが、本作では体力ゲージの半分程度。
    カツ丼 救命箱で半分程度しか回復しないのもやむを得ない。 なぜなら、刑事ドラマといえばカツ丼!ほぼ全ゲージを回復するぞ!

    奥義書・防刃ベスト

    アイテム 説明
    奥義書 プレイヤーの刑事段位を上昇させる。 できれば二段以上あるとよい。
    防刃ベスト プレイヤーの最大体力値を上昇させる。できれば1個くらいは取っておきたい。


    ステージ攻略

  • 八重洲署は常に選択可能なので、表から省略します。
  • 表内の色は、赤がストーリーを進めるためのステージ青が寄り道できるステージです。
  • 1日目










    説明
    宍戸11:00 兵藤に話しかけずに進もうとすると、 「無視するな!」と怒られる
    宍戸14:30

    防刃①…犬銅像近くの老人
    奥義①…3F最奥の老人
    宍戸16:00
    分岐条件:3分以内に撃破、成功すると次の樺島14:00が登場。3分経過するとお知らせしてくれる
    (樺島14:00) 宍戸16:00でボスを3分以内に撃破するとこのステージが出現
    宍戸17:30
    防刃①…ヘリポートにいる老人。
    宍戸14:30で取得していない場合のみ

    2日目











    説明
    宍戸10:00 防② 防刃②…稲垣保険近くの老人
    宍戸13:00 奥② ボス 奥義②…最奥の老人
    ボス…フォークリフトの運転手を撃つ。弾薬は無限に出る。3分しのぐことでもクリアできるが、発砲した方が早い。分岐はなさそう。
    樺島10:15
    兵藤13:30 チュートリアル的ステージ。短い
    宍戸 17:00 奥② ボス 奥義②…犬銅像近くの老人。宍戸13:00で取得していない場合のみ。
    ボス…マイケル親分と対決。弱い。

    3日目








    説明
    宍戸10:00 渋田、角ノ内、新島の3か所の全市民に話を聞いて回る
    宍戸10:00 奥③ 奥義書は根津戦で落ちている。拾えなくても、再捜査で拾うことが可能。根津を3分以内に撃破すると、次の樺島14:30が登場。
    (樺島14:30) ボス
    宍戸16:00 分岐条件:光るアイテム(血痕)を拾う
    真のエンディングを見たければ、これを拾っておこう。
    (兵藤16:30) 宍戸16:00で光るアイテム(血痕)を拾うとこのステージが出現 最左の人(高橋)に話しかけるとクリア。バッチを取得
    宍戸17:00 防③ 奥④ 防③ 防刃③(渋田・雲海)は、いずれか片方のみ取得可能。渋田は犬銅像奥にいる老人、雲海は最奥の老人
    奥義④…3人目の老人(自販機近く)宍戸10:00で取得していても、ここでもう1個取得可能
    秋野山はスキップ可
    (兵藤18:00) ボス 兵藤16:30をプレイするとこのステージが出現。ボスは女

    4日目








    説明
    宍戸13:00 角ノ内は、最奥の西条のみに話しかければクリア
    宍戸15:00 防④ 防刃④…稲垣保険前の老人
    渋田では住民がテロリスト化、逮捕する
    (兵藤21:00) 3日目・兵藤18:00をプレイするとこのステージが出現。ボスはマイケル親分。弱い。

    5日目








    説明
    宍戸11:00 奥⑤ 奥義⑤まで全て集めると、最高段位に。いつでも自動発砲が可能
    新島…ドラム缶の中にあるヒントを参考に進めていくとよい(ぶっちゃけ3階にある)。必殺技で木箱・ドラム缶を破壊しても、体力は減らない
    宍戸13:00 3分以内に全滅させる。1分経過毎に警告してくれる
    宍戸16:00 ボス ひたすら画面右へ走りながら、隙を見てロケットランチャーを撃つ。弾薬はたくさん落ちているので問題はない。3日目・宍戸16:00で血痕を拾っていなければ、エンディングへ
    (樺島17:00) 3日目・宍戸16:00で血痕を拾っていれば、これ以降の真の物語が展開される。
    (宍戸20:00)
    (兵藤23:55)

    6日目






    説明
    (兵藤00:05)
    (宍戸15:00) ボス ここのオープニングデモでは鹿賀が漢を見せる。必見。
    (樺島23:30) ボス 真のエンディングへ

    TIPS

    小ネタ集

  • 1日目の兵藤を無視すると、怒られる。2回まで無視できる。
  • 1日目の初回で抜けて八重洲署に戻り、署長の話を聞くと、少し変わったアドバイスをもらえる。
  • エンディング曲は、舘ひろし御大が歌っている。
  • クリアすると、①☆印がつく②ムービー鑑賞のロック解除
  • 地名の由来(推測)

  • 渋田…渋谷
  • 角ノ内…丸の内
  • 新島パラゴン…バンコクのショッピングモール「サイアム・パラゴン」
  • 秋野山…秋葉原
  • 雲海埠頭…晴海ふ頭
  • 作品解説

    オススメ度:
    ニンテンドーDSにて、しかもポリゴン造形にて製作されたベルトスクロールアクションゲームです。モデルはおそらく一連の石原プロダクションによる刑事ドラマ「太陽にほえろ!」や「西部警察」で、演出のところどころにその影響が伺われます。
    特徴的なのは、時間ごとのセグメントが設定されており、そのセグメントの中で都内の各場所を捜査し、条件を満たせば次の時間セグメントへ進む、という設計がされている点。良い方向に評価すれば、あたかも現実の警察による捜査活動を味わえますが、悪く言えば「しらみつぶし」を強いられます。もう少しヒントがあれば良かったのでは。
    他方で、アクションパートのみならず、捜査パートが設けられているのは斬新。本作では何度も同じステージが登場しますが、目的が違うだけで、少し違うステージのように感じられます。「垂れ流し」を防ぐ一つのアイデアとなるのではないかと思います。
    タムソフトの専売特許ともいえる「ジャスト入力」システムや、多彩な重火器、また実に味のある個性的なキャラクター群は、本当に魅力的。まさかエンディングで舘ひろし氏の新曲が流れるとは思わなかったよ…。是非とも操作性が改良され、続編がリリースされることを切望します!

    野獣刑事 東京同時
    多発テロを鎮圧せよ

    野獣刑事


    北米版:Tokyo Beat Down

    北米版は初代DSでのみプレイ可能です
    ニンテンドーDS
    サクセス / 2008年
    (開発タムソフト)
    宍戸仁
    樺島丈二
    兵藤里香
    30ステージ