ルナーク(1990年 / タイトー)

タイトル ルナーク
開発会社 タイトー
販売会社 タイトー
初出 アーケード、1990年
システム / (2ボタン)
キャラクター数 4キャラクター2人同時プレイ
ステージ数 7ステージ
戦う動機 動物密猟組織の壊滅

概要

「ルナーク」は、1990年にタイトーがアーケード向けにリリースした、ベルトスクロールアクションゲームです。1991年にはメガドライブに、2005年にはPS2に移植されました。

ストーリー

20世紀初頭。表向きは「ベルサー動物保護法人」を謳えど、その実態は動物を密猟する密猟団が動物を乱獲し、絶滅の危機に追いやる。
ある街に活動拠点を置くレンジャー部隊。拠点でくつろぐ4人の部隊員の下に一本の電話がかかり、密猟団が街に来ていることを知らされる。密猟団を倒す決心を固めたところを襲撃されるが、なんとか撃退する。4人は密猟団の武器を奪いつつ、行く先々で救出した動物の力を借りながら、団員を撃破して進む。

キャラクター

アーケード版では名称不明で、メガドライブ版にてはじめて固有名称が与えられています。下記の名称は、メガドライブ版から借用しています。
  • ゲン
    攻撃力、ジャンプ力、体力、攻撃スピード1
    白シャツを着た、インディ・ジョーンズ風の男性。オーソドックスなキャラクターだが、隠れスペックの攻撃スピードが最低というのがつらい。最強武器・ムチを持たせても、隙を突かれることがある。
  • バーン
    攻撃力、ジャンプ力、体力、攻撃スピード3
    赤シャツを着た、ハリマオ風の男性。カーンと比べて存在意義が薄そうに見えるが、実は最強スペックを持つ。隠れスペックの攻撃スピードまで考慮すると、「体力が多い上に速くムチを振れる」という、最強キャラクターに。攻撃力が低いが、ムチを持たせるならデメリットではない。できるだけムチを持たせ続けよう。
  • カーン
    攻撃力、ジャンプ力、体力、攻撃スピード2
    青シャツを着た、インディ・ジョーンズ風の男性。存在意義が最も薄いキャラクター。攻撃スピードの差異が明らかになってからは、バーンのマイナーチェンジ版、といった位置づけに。
  • ジャック
    攻撃力、ジャンプ力、体力、攻撃スピード3
    黄色シャツを着た、ハリマオ風の男性。攻撃力と攻撃スピードが全キャラクター中最大というのが魅力。しかし体力が最低というのがつらく、敵の攻撃が厳しすぎる本作では、攻略にはやや向かない。ちなみにゲーム開始時のデモ画面では、わずかに彼の素顔を見ることができる。
  • 操作方法

    コマンド技表

    名称 コマンド 備考
    移動 / 攻撃 / ジャンプ / /
    武器を拾う
    武器を捨てる
    武器を入れ替える
    武器の上で
    武器所持中に+
    武器所持中、他の武器の上で
    パンチ / キック ランダム
    アッパー 体力のわずかな敵に対して
    ジャンプキック ジャンプ中
    大ジャンプ + 緊急回避として使う
    タックル 敵の近くで
    回転回し蹴り
    脳天叩き付け*1
    敵の近くで+ ランダム
    ハンマーナックル / 顔パンチ
    ストンピング / 膝蹴り
    四つん這いになった敵の近くで ランダム
    ワンハンドスラム 四つん這いになった敵の近くで+
  • 技名は便宜上付けたものです。
  • *1 見た目は回転踵落としに見えますが、公式にはヘッドバットな技だそうです。一回転して頭突きするなんて器用な!

  • 武器

    本作を特徴付ける武器攻撃。素手では歯が立ちにくい相手も、武器攻撃なら大幅に有利になるぞ!
    名称 説明
    拳銃 6発のリボルバー。強敵のステージ4ボスを3発で倒せるなど、かなりの強さを発揮する。撃ち尽くし後はで拳銃を投げつけるぞ。
    マシンガン 全21発で、3発ずつ発砲する。攻撃力が高く頼りになるほか、撃ち尽くし後もで振り回し、比較的高いダメージを与えられる。
    ロケットランチャー 全4発。一撃で敵の身体を肉塊に変える、残虐な武器。本来は戦車などに対して用いるはずだが、それを人に対して使う辺りが実にクレイジー。撃ち尽くし後はで本体を振り回して攻撃する。
    手りゅう弾 単発のロケットランチャーと考えていい。で投げるとプレイヤーは伏せ、敵のみにダメージを与える。やはり敵の身体を粉々にする。
    ナイフ 接近時には突いて、遠距離では投げて攻撃する。インパクトが薄いせいか、他の武器と比べると著しく魅力は劣る。
    剣 / 棒 を連打すると振り回す。
    ムチ 本作最強の武器。攻撃範囲の長さと後ろにも攻撃でき、隙が少ないのが魅力。何より肉塊を撒き散らさないという、大変エコな武器。本作では武器を次ステージに持ち越せるので、なるべくキープしよう。
  • 武器の上でで、武器を拾います。
  • 武器所持中+で、武器を捨てます。
  • 武器所持中、他の武器の上でで、武器を持ち替えます。

  • ステージ

  • ステージ1
    ボスはトラックを抱えるほどの大男。ムチがなければかなりきついです。倒すと身体に巻きつけたダイナマイトを爆発させ、木っ端微塵に。
  • ステージ2
    列車の上での戦い。画面最手前で戦っていれば、前方からの障害物×2には当たらない。ボスの代わりにボーナスステージでフィニッシュ!鳥を助けてやりましょう。
  • ステージ3
    鹿を救出。救出から一定時間後に、鹿の大群が加勢してくれる。ボスの巨漢6人組は武器がなければ厳しいです。ムチがあればかなり楽になるのだけれど…。
  • ステージ4
    象を運ぶ船が舞台。非常に強いボスが特徴的。ムチを所持しているならムチで、なければタルの中に隠された拳銃で対処を。ボス登場までは画面上部で戦い、画面下のタルを壊さないようにすると良いでしょう。拳銃ならば4発程度で倒せます。命乞いをしてきますが、無視して倒しましょう(放置すると反撃してきます)。
  • ステージ5
    船を下りて敵の拠点と思しき場所で戦います。助けた象がバックアップしてくれます。倒した敵を象に踏ませると肉片が飛び散ります。戦車からワラワラと降りるザコ敵を全て倒すとクリアです。
  • ステージ6
    横スクロールの溶岩ステージ。ジャンプでトラップを飛び越えていってください。
  • ステージ7
    さらにジャングル奥深くへ。落下する地面で移動する際は画面左下にいれば落ちてくる丸太を無傷でよけられます。地面が止まったら、ジャンプで鳥に掴まって乗り移りましょう。
    最終ボスはなんと大蛇(?)!回転攻撃に気をつけながら攻撃してください。
  • メガドライブ版

    タイトル ルナーク
    開発会社 タイトー
    販売会社 タイトー
    リリース アーケード、1991年
    システム / (3ボタン)
    キャラクター数 4キャラクター2人同時プレイ
    ステージ数 7ステージ
    1人プレイ専用になり、また技数は少なくなりました。その代わりにで、+と同じアクションができるように設定されています。
    新たな要素として、回復アイテムであるリンゴが追加され、やや難易度がマイルドになっています。また連打でコンビネーションが可能ですが、ほとんど役には立たないでしょう…。
    特筆すべきはBGMのリミックス。スペックの高い音源とは言えない環境の中で、本作の名曲たちをさらにダンサブルな曲に仕上げています。

    コマンド技表

    名称 コマンド 備考
    移動 / 攻撃 / ジャンプ / 大ワザ / / /
    武器を拾う
    武器を捨てる
    武器の上で
    武器所持中に+ or
    パンチ / キック ランダム
    ジャンプキック ジャンプ中
    回転回し蹴り / アッパーカット + or ランダム、体力を消費
    ハンマーナックル / 顔パンチ
    ストンピング / 膝蹴り
    ワンハンドスラム
    四つん這いになった敵の近くで ランダム

    PS2版

    タイトル ルナーク
    開発会社 タイトー
    販売会社 タイトー
    リリース PS2、2005年
    システム / (2ボタン)
    キャラクター数 4キャラクター2人同時プレイ
    ステージ数 7ステージ
    アーケード版の移植作。ただし、残虐的な表現に自己規制をしたマイナーチェンジが施されています。

    TIPS

    作品解説

    オススメ度:
     1990年の作品です。「動物を守るため、密猟者を何十人も殺す」「敵にミサイルランチャーを撃ち込むと、肉片となって砕け飛ぶ」という強烈な表現で有名な一作です。しかも開発陣はこの表現にこだわったようで、倒れた敵にミサイルランチャーを撃ち込んでも、あるいは象に踏ませても肉片が飛び散ります。起き上がれない人間まで血祭りにするとは…
     本作の開発のきっかけは、タイトーアメリカから、アメリカンコミック(アメコミ)のようなゲーム作成を依頼されたことからだそうです(タイトーメモリーズブック上巻より)。海外受けするよう、キャラクターの外見は「インディ・ジョーンズ」に近くし*、システムも派手さを追求して現在のようなものになったとか。現地のロケテストの意見を取り入れて出来たのが本作で、当初はずっと地味なものだったそうです。
     システム面では、「敵に接近して」でタックルが出る、というのが斬新です。現在に至るまでも、レバーだけで攻撃を出せるというシステムを取り入れたのは本作ぐらいのものではないでしょうか。
     BGMは、キャッチーさと創作性の織り交じった、非常に楽曲性の高いものに仕上げられています。特にステージ1の曲は名曲で、耳に残りやすいでしょう。
     2005年にPS2用にリリースされた「タイトーメモリーズ 上巻」収録バージョンでは、上記の人体破壊表現は削除されました。開発陣の確信犯的なシュールな表現はともかくとして、それが許された大らかな時代があった点を味わってみてはいかがでしょうか。
    *注 同冊には「そこで、キャラクターは見ての通り、E・Jです」とあるのですが、おそらく誤植で、インディ・ジョーンズ((Indiana Jones)をさしているのではないかと思われます。


    タイトル ルナーク
    開発会社 タイトー
    販売会社 タイトー
    初出 アーケード、1990年
    システム / (2ボタン)
    キャラクター数 4キャラクター2人同時プレイ
    ステージ数 7ステージ