ロボアーミー（1991年 / SNK）

「ロボアーミー」は、1991年にSNKからアーケード向けにリリースされた、ベルトスクロールアクションゲームです。
プレイヤーは機械に脳を移植されたロボットで、内蔵された武器を用いながら、同じくロボットの敵部隊の進撃を食い止めます。

　20XX年。フロンジード博士が軍用ロボを開発、各国の犯罪組織を殲滅し、世界が平和を取り戻しつつありました。しかし突如、博士とその娘のフロンティアが誘拐され行方不明になり、その数ヶ月後、ネオ・デトロイトを正体不明のロボ部隊が占拠します。

　このロボ部隊は住民を虐殺し、脳を取り出して武装ロボを増産します。「ヘル・ジード」と名乗るこの部隊は、「ロボットのみのユートピア建設」を宣言。これに対し国連は、「第64航空師団ロボ・アーミー」にヘル・ジード破壊を要請します。

　ネオ・デトロイトに突入するロボ・アーミーは100台。あなたはその中の2台、マキシマとロッキーとなって、ヘル・ジードの野望を阻止しなければなりません。「健闘を祈る！」

「サイバーボール」を消費して出す、超強力な攻撃。サイバーボール数が多くないと大した攻撃になりません。ボールの出現位置は決まっているので、使いどころを押さえてできるだけ常にたくさんキープする必要があります。

「メガ・デストロイヤー」「アトミック・デストロイヤー」
5・6個時のパワー攻撃。ボディのフロントカバーとバックカバーを開き、ボディに内蔵された武器で、画面内全ての敵を攻撃！

「メガ・スマッシュ」「アトミック・バーン」
3・4個時のパワー攻撃。ボディのフロントカバーを開き、前方に飛び道具を放つ。

「ガン・パルサー」
1・2個時のパワー攻撃。掌でパチッと電撃。

キック攻撃
0個時の攻撃方法。パンチ攻撃の２倍のダメージを与える。

マキシマ 本名レオン・クルーズ、25歳。第3次世界大戦に下級兵士として参加し、難攻不落の要塞都市シャーマンを陥落させ、連合軍の英雄として称えられる。しかしこの時両腕両足に重傷を負っており、本人の要望で脳をロボアーミーに移植し、体を治療カプセルに保存して、今もその全快を待っている。第64師団のNo.１と目されている。 TYPE:ヒューマンⅢ型改（人間型） Height:1.95メートル Weight:205キロ

ロッキー 本名トム・ジード。30歳。フロン・ジード博士の実の息子であり、博士の開発したロボ・アーミー第１号機に自ら志願し、ロボとして戦場を駆け巡っていた。要塞都市ヒューマン中枢部にたどり着けたのはロッキーとマキシマだけであり、これを陥落させたことにより英雄視されている。シャーマンからマキシマを救出したのもロッキーだった。第64師団隊長であるため、今回の作戦で、自ら父と対峙しなければならなくなる。 TYPE:R-100-Ⅰ型（機械型） Height:2.10メートル Weight:230キロ

特定のタイプのロボアーミーは、「パワーメタル」を取りこむことによりバギーに変形する能力を備えています。マキシマ、ロッキーはいずれもこのタイプのロボアーミーであり、バギーに変形可能。 「パワーメタル」により超電動反応エンジンが作動し、瞬時にメタルフレームがボディを包みます。ボディの強度は高いですが、常にエネルギーを消費し続けるため、一定時間でシステム解除されます。 でダッシュ（体当たり）、でジャンプします。