クリフハンガー(1993年)

Note:このページでは、海外でのみ販売されたソフトを扱っています。

概要

「クリフハンガー」は、1993年にSNES・ジェネシス・セガCD向けにリリースされた、ベルトスクロールアクションゲームです。
同年公開の同名映画をゲーム化した作品で、使用可能キャラクターは「ゲイブ・ウォーカー」1人のみです。
マリブ・インタラクティブが開発を、ソニーイメージソフトが販売を担当しています。
Cliffhanger
シルヴェスター・スタローン主演の1993年公開の映画。救助対象者を死なせた過去を持つ山岳救助隊員と、財務省職員の搭乗する飛行機をハイジャックしたがロッキー山脈に不時着させた強盗集団との戦いを描いた作品です。
アメリカでは、1993年興行収入の第10位にランクインした大ヒット作です。(ちなみに、この年の第1位は「ジュラシック・パーク」)。やや大味ながらも、監督レニー・ハーリンらしいテンポの良さと映像の見せ方で、最後まで楽しませてくれる作品です。
左のパッケージ画像は、本作の冒頭シーン。懸命に手を伸ばす主人公と、こらえきれず落下していった、主人公の同僚(しかも親友)の彼女を描いています。

ストーリー

かつて同僚の彼女を死なせたトラウマから、ロッキー山脈の山岳救助の仕事を去った主人公。数か月後、職場を訪問した際に救難信号を受け、救助に向かう。しかしそこに待っていたのは、紙幣輸送機の乗っ取りに失敗しながらも、なおも紙幣の入ったスーツケースの強奪を狙う犯罪組織だった…

キャラクター

ゲイブ・ウォーカー

Gabriel "Gabe" Walker
(演:シルヴェスター・スタローン)
本作の主人公。元・ロッキー山脈の山岳救助隊員。同僚であり親友であるハルの彼女サラを救出中に、不慮の事故によりサラを死なせてしまい、山を去る。8か月後、救助隊の荷物をまとめ、またもう一人の同僚であり彼女だったジェシーに別れを告げるため、救助隊を訪れる。そのとき救命を求める連絡が入り…。
本作で唯一使用可能なキャラクター。

ジェシー・ディーガン

Jessica "Jessie" Deighan(演:ジャニーン・ターナー)
ゲイブが山岳救助隊に所属していた頃の同僚であり、その時交際していた女性。ゲイブと再開後はどこかぎこちないものの、随所でサポートする。

ハル・タッカー

Harold "Hal" Tucker(演:マイケル・ルーカー)
ゲイブが山岳救助隊に所属していた頃の同僚であり、親友。ゲイブがハルの彼女サラを死なせてしまったことから、2人の関係は悪化、ゲイブが隊を去ることになる。ゲイブが隊を訪れた際も2人はギクシャクしていたが、互いを認め思いあう気持ちはあったようで、随所でハルはゲイブをサポートする。
演じるマイケル・ルーカーは、近年、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ヨンドゥ役や、テレビドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」メルル役で、視聴者の心に深く残るバイプレイヤーとして活躍しています。

コマンド技表

名称 SNES版(ジェネシス・セガCD版) 備考
移動 でダッシュ
ジャンプ 本作でもっとも使う。敵は人間じゃない、落とし穴だ
ブロック + 上段攻撃を防御できる。敵の中段攻撃、ナイフ攻撃はブロックできない
ダック + 上段攻撃をかわす。敵の中段攻撃、ナイフ攻撃はダックできない。ブロックとかわらなくね?
スーパーキック or+ 10 / 一回転する水面蹴りで美しい技。ただ体力13%も消費するのでそうそう使えない
連続攻撃 1,2,3,8 / 3発止め後に再度3発止めが入る。しかしダメージの低さとリーチのなさがネック。
バックハンド 連続攻撃中 4 / 背面に近づく相手に攻撃できるが、リーチ短くイマイチ
ブルドーザーアタック 4 / 両肘を突き出すダッシュ攻撃。リーチあるが転ばせるため地味な展開に
キック 2,4 / ちょっと出が遅い。2発目で相手を転ばせる
スピニングバックキック )押しっぱなし 6 / 出が遅いが比較的リーチ長くダメージも高い単体技。1対1なら有効
フライングキック )ジャンプ中 4 / ジャンプキック。本作では囲まれるとジャンプすらできないのでイマイチ
ナイフ斬り ナイフ所持中 3,6 / 本作のメイン攻撃。1発止めを延々繰り返して相手の体力を奪おう
ナイフ投げ ナイフ所持中+ 8 / これもメイン。主にナイフを持つ敵に使う。当てれば大抵さらにナイフを落としてくれる
マシンガン マシンガン所持中 12 / ダメージ高い飛び道具。いったんで銃を構え、で発砲する。弾数は12発
  • コマンドは、右向き時のものです。ダメージは、SNES版のものです。

  • ワンポイント

  • ナイフ斬り、ナイフ投げを中心に。ナイフ斬り1発止めを繰り返すと有効
  • 壁登りステージでは、押しっぱなしで早く移動できる
  • 壁登りステージの操作

  • で移動
  • 押しながらでスピードアップ。ただしこのとき攻撃を受けると1ミス
  • スノーボードステージの操作

    セガCD版にのみ登場する、疑似3Dステージです。
  • orで左右移動、でスピードダウン
  • でジャンプ
  • でスピードアップ
  • TIPS

    SNES版裏技

  • 対戦モード
    タイトル画面で、コントローラー2を使って、()×5と入力する。
    その後でゲーム開始すると、対戦モードになる。
    延々と1対1のシルヴェスター VS スタローン的な戦いに…
    +で対戦モードを終了する。
  • ジェネシス版裏技

  • コンティニュー回数を99にする
    タイトル画面で、コントローラー2を使って、と入力する。
  • 残機を99にする
    タイトル画面で、コントローラー2を使って、と入力する。
  • ステージスキップ
    タイトル画面で、コントローラー2を使って、と入力する。
    ゲーム中、と入力すると、次のステージに進む。
  • 作品解説

    オススメ度:
    1993年の同名の大ヒット映画を基に作られた作品です。「クリフハンガー」というタイトルのゲームソフト開発には2社が関わっており、
    一社はスパイダーソフト(NES、ゲームボーイ、ゲームギア、アミガ)、
    もう一社はマリブ・インタラクティブ(SNES、ジェネシス、セガCD)でした。
    本項で説明するベルトスクロールアクションゲームとしての「クリフハンガー」は、マリブ・インタラクティブ開発の方になります。

    元々がアクション映画であるだけに、ゲーム化に際してもアクションゲームとして、しかも当時席巻していたベルトゲーとして開発されたのはストレートな発想だったと思います。しかし、知名度の高さやゲーム化しやすい映画内容といった好条件ながら、ゲームの出来は良いとは言い難く…敵攻撃の理不尽な当たり判定、垂れ流しの展開など、ベルトゲーの悪い部分が大きく出てしまっていました。

    ただ、セガCD版には疑似3Dステージが収録されているのですが、このステージは別格。主人公がスノボで雪山を下るのですが、迫力ある映像を楽しめます。(加えて、映画の実写部分が収録されているのも良いですね)

    なお、本作は、ソニー・イメージソフトが販売を担当しています。映画の方の制作・配給元はトライスター・ピクチャーズなのですが、トライスターは1989年にソニー・ピクチャーズに買収されています。このような経緯の下、ソニー・イメージソフトからゲームが販売されたのではないかと思われます。



    SNES版

    GENESIS版

    クリフハンガー

    SNES版

    ジェネシス版

    セガCD版
    SNES版(1993年)
    ジェネシス版(1993年)
    セガCD版(1993年)
    ソニーイメージソフト
    (マリブ・インタラクティブ開発)
    ゲイブ
    ステージ