熱血親子(1994年 / テクノソフト)

タイトル 熱血親子
開発会社 テクノソフト
販売会社 テクノソフト
初出 プレイステーション、1994年
システム / (5ボタン)
キャラクター 3キャラクター▸2人プレイ
ステージ数 5ステージ
戦う動機 誘拐された女性の救出
タイトル 熱血親子
開発会社 テクノソフト
販売会社 テクノソフト
リリース セガサターン、1995年
システム / (5ボタン)
キャラクター 3キャラクター▸2人プレイ
ステージ数 5ステージ
戦う動機 誘拐された女性の救出

概要

「熱血親子」は、1994年にテクノソフトがプレイステーション向けにリリースした、ベルトスクロールアクションゲームです。1995年にはセガサターンにも移植されました。

ストーリー

都内に住む一見平凡な主婦、日々野冴子・33歳。そんな彼女が、ある日の午後、「ハラグロ団」を名乗る組織に誘拐されます。
冴子の正体は、12歳でマサチューセッツ工科大学の博士号を取得し、17歳で常温反物質核融合炉を発明してノーベル賞を受賞した、天才科学者でした。冴子が誘拐されたのも、ハラグロ団が超秘密兵器を完成させるためにその頭脳を必要としたからでした。
これに対して立ち上がる、夫・乱童、娘・理緒、研究助手・美濃輪寅太郎。3人は冴子を救出するため、その本拠地へと向かいます。

コマンド技表

基本操作

名称 コマンド(PS版 / SS版)
移動 / 攻撃 / ジャンプ / / / /
二段ジャンプ
超必殺技
アイテムを捨てる
ダッシュ or + or +
  • +によるダッシュは、斜め方向にもダッシュできるのがメリット。
  • キャラクター

    日々野乱童


    日々野乱童
    日々野冴子の夫で、現在は都内の某高校の体育教師を務める、35歳の男性。その正体はかつてマット界で名を馳せたマスクマン「グイン」です。プロレス技をメインに戦います。
    パワー型キャラクターで、つかみ技が多く、そのダメージもおよそ2倍以上あるのが魅力。3人の中で唯一大人であるためか、体力回復アイテム「ビール」で回復可能。武器アイテム「バズーカ」は乱童専用です。
    名称 コマンド ダメージ / 備考
    連続攻撃 4,7,13
    獣王拳 10,12
    親父スマッシュ*
    親父ストレート*
    親父バーストラッシュ* 体力少ない時
    ナイフ突き ナイフを持ってホールド
    親父ダイナマイト 体力消費
    タックル~ダッシュキック ダッシュ中 4,12
    スライディング ダッシュ中
    ジャンプキック* ジャンプ中 3,7
    ボディプレス ジャンプ中 5
    ひざ蹴り* つかみ中 4,4,8
    背負い投げ* つかみ中or 9
    バックドロップ つかみ中 20
    パイルドライバー つかみ中 20
    ダイナマイトパイルドライバー* つかみ中 20
  • コマンドは、右向き時のものです。*の技名は、便宜上付けた名称です。
  • SS版のコマンドは現在検証中です。すみません。

  • 日々野理緒


    日々野理緒
    高校一年生の女の子で、乱童と冴子の間の一人娘。幼い頃から乱童に格闘技の指導を受けて育ってきました。明朗活発な性格です。
    リーチの短さを、ハンマーにより補っています。多彩なコマンド技と数多くのダッシュ攻撃・ジャンプ攻撃を扱う、スピード型キャラクターです。
    名称 コマンド ダメージ / 備考
    連続攻撃 4,7,8,13
    ハンマードリフト 4,4,3,4
    スーパースピンアタック* 5×n
    ハンマーブリッド*
    プレッシャーウェーブ*
    グラビティショック 40,体力消費
    ダッシュキック ダッシュ中 4
    スライディング ダッシュ中 5,3
    ジャンプハンマー* ジャンプ中 8
    ホッピング ジャンプ中 8
    スピンアタック 前ジャンプ中 5,5
    連続蹴り* つかみ中 3+2,3+2,3+2,8
    背負い投げ* つかみ中or 9
  • コマンドは、右向き時のものです。*の技名は、便宜上付けた名称です。
  • SS版のコマンドは現在検証中です。すみません。

  • 美濃輪寅太郎


    美濃輪寅太郎
    冴子の研究室助手の青年で、日々野家に居候しています。実家は宮崎で剣道道場を営んでおり、寅太郎も達人級の剣技の腕前を持っています。
    コマンド技「龍爪斬」は、というクセの強いコマンド技ですが、リーチ長い・ダメージが高い・連打で6セットまで出るなど、主力技になるでしょう。
    寅太郎のみ移動系統のシステムが独特で、 or +でダッシュ(他のキャラクターは踏み込むだけのステップイン)、+でバック転します。
    名称 コマンド ダメージ / 備考
    連続攻撃 3,6,9
    龍爪斬 連打 (9+15)×n,6セットまで可
    龍厳神殺法 40,体力消費
    バック転* + -
    飛び膝蹴り~蹴り上げ ダッシュ中 4,5
    蹴り上げ* 垂直ジャンプ中 9
    ジャンプキック* 前ジャンプ中 5,ヒット時さらにジャンプ
    ジャンプキック* ダッシュジャンプ中 6
    ボディブロー* つかみ中 4,4,3,9
    背負い投げ* つかみ中or 9
  • コマンドは、右向き時のものです。*の技名は、便宜上付けた名称です。


  • ステージ

  • ワールド1 メガ東京シティー
    2064年の東京は「メガ東京」という名称に変更されているようです。桜の花びらが舞う歩道を進み、夜の橋の上でボス「ニキータ」と対峙します。
  • ワールド2 ビッグウェーブ
    ニキータに逃げられたかと思いきや、橋を突き破って登場した巨大クジラに飲み込まれる3人。潮に吹き飛ばされて体内から脱出した後も、クジラの背の上で戦いが続きます。
  • ワールド3 ハラグロランド
    クジラの背に乗ってたどり着いた先は、孤島の上に建てられた遊園地「ハラグロランド」。ジェットコースター上、地下工事現場での戦いを経て、ボス「ハマー」を撃破します。
  • ワールド4 スカイガイア
    噴火により打ち上げられた地盤に乗り、3人が到達したのは空に浮かぶ都市「スカイガイア」。花畑と神殿の中を進み、門の前に立ちはだかる「レオン」と対峙します。
  • ワールド5 ビッグ・ブラック
    ハラグロ団本部ビルの中へと進入する3人。鉄球をくぐり抜け、巨大歯車に追いかけられながらも進みます。各階で再登場するこれまでのボスを倒しながら、いよいよ50階に到着。Mr.ハラグロとの対決が待っています。倒したかと思いきや「スーパーハラグロ」となって復活するので気をつけて…!

  • これを乗り越えれば、再び平和な朝を迎えた日々野家のエンディングが待っているぞ!

    TIPS

    隠し要素(セガサターン版)

  • ヒットマークが派手になる
    ゲーム中ポーズをかけ、+を押しながらポーズを解除する
  • コンティニュー時にキャラクターを変更する
    コンティニュー時、押しながらスタート乱堂
    コンティニュー時、押しながらスタート理緒
    コンティニュー時、押しながらスタート寅太郎
  • 作品解説

    オススメ度:
    1994年のプレイステーション発売と同時に発売された、いわゆるローンチソフトの一つでした。開発・販売のテクノソフトといえば、言わずと知れた横スクロールシューティングの名作「サンダーフォース」シリーズを手掛けた、高い技術力で知られる会社です。しかし、ドットグラフィックを新世代マシンであるプレイステーションで、しかも流行遅れになりつつあったベルトスクロールアクションゲームというジャンルでリリースした本作に対しては、時代遅れだと、当初から厳しい評価がなされていました。
    とはいえ、非常に斬新なシステムをいち早く取り入れた、エポックメイキング的な作品です。それは-浮いた敵に当たり判定が残っている、という点。空中コンボが可能な作品でした。現在でも空中コンボというシステムが主流であることを考えると、かなり先見の明のあった作品であるといえそうです。
    惜しむらくは、ステージの異様な長さ。とにかく長いので途中で飽きます。ステージギミックも、プレイステーションの機能を最大に生かした振り子系のギミックを導入したり、またコマンド技を取り入れるなど、開発陣の熱意が溢れる一作です。それゆえに、このステージの長ささえなければ!そしてもう少し早く、ベルトゲーが大流行した時期にスーファミで発売されていれば!と思ってしまう作品です。

    タイトル 熱血親子
    開発会社 テクノソフト
    販売会社 テクノソフト
    初出 プレイステーション、1994年
    システム / (5ボタン)
    キャラクター 3キャラクター▸2人プレイ
    ステージ数 5ステージ
    タイトル 熱血親子
    開発会社 テクノソフト
    販売会社 テクノソフト
    リリース セガサターン、1995年
    システム / (5ボタン)
    キャラクター 3キャラクター▸2人プレイ
    ステージ数 5ステージ