かつて同僚の彼女を死なせたトラウマから、ロッキー山脈の山岳救助の仕事を去った主人公。数か月後、職場を訪問した際に救難信号を受け、救助に向かう。しかしそこに待っていたのは、紙幣輸送機の乗っ取りに失敗しながらも、なおも紙幣の入ったスーツケースの強奪を狙う犯罪組織だった…
名称 |
SNES版(ジェネシス・セガCD版) |
備考 |
移動 |
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でダッシュ |
ジャンプ |
() |
本作でもっとも使う。敵は人間じゃない、落とし穴だ |
ブロック |
(+) |
上段攻撃を防御できる。敵の中段攻撃、ナイフ攻撃はブロックできない |
ダック |
(+) |
上段攻撃をかわす。敵の中段攻撃、ナイフ攻撃はダックできない。ブロックとかわらなくね? |
スーパーキック |
or(+) |
10 / 一回転する水面蹴りで美しい技。ただ体力13%も消費するのでそうそう使えない |
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連続攻撃 |
() |
1,2,3,8 / 3発止め後に再度3発止めが入る。しかしダメージの低さとリーチのなさがネック。 |
バックハンド |
連続攻撃中() |
4 / 背面に近づく相手に攻撃できるが、リーチ短くイマイチ |
ブルドーザーアタック |
() |
4 / 両肘を突き出すダッシュ攻撃。リーチあるが転ばせるため地味な展開に |
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キック |
() |
2,4 / ちょっと出が遅い。2発目で相手を転ばせる |
スピニングバックキック |
()押しっぱなし |
6 / 出が遅いが比較的リーチ長くダメージも高い単体技。1対1なら有効 |
フライングキック |
()ジャンプ中() |
4 / ジャンプキック。本作では囲まれるとジャンプすらできないのでイマイチ |
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ナイフ斬り |
ナイフ所持中() |
3,6 / 本作のメイン攻撃。1発止めを延々繰り返して相手の体力を奪おう |
ナイフ投げ |
ナイフ所持中(+) |
8 / これもメイン。主にナイフを持つ敵に使う。当てれば大抵さらにナイフを落としてくれる |
マシンガン |
マシンガン所持中() |
12 / ダメージ高い飛び道具。いったんで銃を構え、で発砲する。弾数は12発 |
オススメ度:
1993年の同名の大ヒット映画を基に作られた作品です。「クリフハンガー」というタイトルのゲームソフト開発には2社が関わっており、
一社はスパイダーソフト(NES、ゲームボーイ、ゲームギア、アミガ)、
もう一社はマリブ・インタラクティブ(SNES、ジェネシス、セガCD)でした。
本項で説明するベルトスクロールアクションゲームとしての「クリフハンガー」は、マリブ・インタラクティブ開発の方になります。
元々がアクション映画であるだけに、ゲーム化に際してもアクションゲームとして、しかも当時席巻していたベルトゲーとして開発されたのはストレートな発想だったと思います。しかし、知名度の高さやゲーム化しやすい映画内容といった好条件ながら、ゲームの出来は良いとは言い難く…敵攻撃の理不尽な当たり判定、垂れ流しの展開など、ベルトゲーの悪い部分が大きく出てしまっていました。
ただ、セガCD版には疑似3Dステージが収録されているのですが、このステージは別格。主人公がスノボで雪山を下るのですが、迫力ある映像を楽しめます。(加えて、映画の実写部分が収録されているのも良いですね)
なお、本作は、ソニー・イメージソフトが販売を担当しています。映画の方の制作・配給元はトライスター・ピクチャーズなのですが、トライスターは1989年にソニー・ピクチャーズに買収されています。このような経緯の下、ソニー・イメージソフトからゲームが販売されたのではないかと思われます。